インターホンの増設機器を活用しよう!あると便利なスピーカーや子機
インターホンの音が聞こえなくて、来訪者や宅配業者が来ても気づけなかったという経験はありませんか?これ以外にも怪しい人が玄関先にいる場合や、セールスの訪問を断りたい場合に、室内に人がいることを知らせたくないということもあるかもしれません。インターホンの増設機器であるスピーカーや子機を設置しておくと、来訪者に気づきやすくなります。
このページではインターホンのお悩みを解決すべく、スピーカーや子機の主な増設方法を5種類紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
おうちのインターホンについてのお悩みにはいろんなものがあります。
・インターホンの親機以外でも来客応対したい
・インターホンの親機から普段いる部屋までの距離が多くて来客があっても気づけない
・インターホンの親機の場所まで行くのが面倒
・居留守を使いたい
・チャイムに気が付いても親機まで向かう間に時間がかかり切れてしまう
・外出中に来客があったかどうかを知りたい
このようにさまざまな悩みがあると思います。これから紹介する増設機器を使用することでこれらの悩みを解消することができます。
インターホンに関するお悩みにはさまざまな物があります。インターホンごと交換するのにはお金がかかってしまいますが、インターホンごと買い替えをせずともこれらのお悩みを解決する方法があります。上記で挙げたような悩みを解決するための方法・機器を紹介していきます。
インターホンに子機を増設することでベランダや2階にいても来客の対応をすることができます。親機に対応させ通話を子機に転送します。非常に便利ですが親機と子機が同じメーカーの同型番のものでないと対応していないことがあるため増設には費用がかかる傾向にあります。
子機の増設で便利なのが親機と子機とで会話ができるという点です。機種にもよりますがその多くは親機と子機とで通話する機能が備わっています。2階にいても1階の親機の近くにいる人と会話することができます。また子機は持ち運びができるため来客の確認や対応だけでなく、居留守をすることも可能です。
インターホンの音が聞こえないという場合にはスピーカーを増設するという手段もあります。スピーカーは主に2種類あります。この2タイプはどちらも比較的安価に設置できるというメリットがあります。しかし音を間接的に拾って通知するというものであるため生活音に反応してしまうこともあるため注意が必要です。
こちらはインターホンやチャイムの音が鳴る近くに設置してマイクで音を感知するというものです。この感知する機械とは別に、音が届かず困っていた部屋や場所にスピーカーを設置します。音を感知する機械とスピーカーとは無線、または有線でつながっているため、インターホンが鳴れば感知する機械が反応して増設したスピーカーから音が出るという仕組みになっています。
室内の親機とは遠く音が聞こえにくい場所などに設置しておくと、来訪者に気づかないということが減り便利です。
こちらも音タイプと同じようにインターホンやチャイムの音が鳴る近くに設置してマイクで音を感知するというものです。光タイプは感知する機械とは別に、音が届かず困っていた部屋や場所にライトを設置します。こちらも音を感知する機械とライトとは無線、または有線でつながっているためインターホンが鳴れば感知する機械が反応して増設したライトが光り知らせてくれる仕組みになっています。
耳の不自由な方や静かな部屋にスピーカーの音を鳴らしたくない場合でも来訪者のチャイムに気が付くことができるため便利です。
近年のスマートフォンの普及により、インターホンとスマートフォンを連動させられるドアホンが登場しています。家にあるインターホンが新しい機種であれば、スマートフォンとの連動に対応している可能性があります。またその場合は設定ひとつで連動させることができるため無料で行えます。
現在使用しているインターホンが従来のタイプである場合は、スマートフォンとの連動機能が付属していないと思われるため、連動させたい場合は取替える必要があります。またインターホン補助機器に、来客があったときはメールでお知らせするという機能が付属していることもあります。
こちらはスピーカーだけでなく呼び出しベルごと増設するというものです。効果はスピーカーの増設と同じで、親機の音が聞こえない部屋や場所でも来訪者に気づくことができます。しかしスピーカー増設と違うのが、外の玄関先の呼び出しベルが2つになってしまうことです。そのため来訪者には元々ついているインターホンの呼び出しベルと、増設した呼び出しベルの2つを押してもらわなければならないことになります。
呼び出しベルが2つに増えるのは不便に感じるかもしれませんが、呼び出しベルを増設するメリットは比較的安価で簡単に設置できるということです。スピーカーのみを増設する場合は親機と連動させるための設定や配線が必要になりますが、こちらは元々呼び出しベルとスピーカーがセットになって売られているため、配線や工事の必要もなく簡単に設置することができます。
ベビーモニターはインターホン専用ではありませんが、スピーカーの増設と似たような効果を得ることができます。ベビーモニターは元々赤ちゃんの寝ている部屋に設置して、赤ちゃんの泣き声を感知し手元にあるスピーカーへ通知するというものです。
これを利用してインターホンのスピーカー増設と似たような効果を得ることができます。音を感知する側の機械を親機の近くや玄関先に置き、スピーカーを親機から遠い場所へ置くことでこれまでチャイムが聞こえなかった場所でもベビーモニターの通知音によって来訪者に気づくことができます。
感知する機械はある程度の雑音を除外して感知するため、ちょっとした物音に反応することを防いでくれます。しかしチャイム以外の音に反応してしまうこともあります。
インターホンのお悩みを解決するための方法は以下のようにさまざまなものがあります。
・インターホンの子機を増設することで子機を持っていればどこでもチャイムに気づくことができる
・スピーカーの増設には音で知らせるタイプや光で知らせるタイプがある
・近年発売された機種にはスマートフォンと連動させる機能がついているものもある
・スマートフォンとの連動によって外出先でも来訪者と会話ができ、メールでのお知らせなど便利な機能がある
・呼び出しベルの増設は比較的安価に設置することができ配線が必要ないため簡単に設置できる
・ベビーモニターを使ってもスピーカー増設の効果を得ることができる
方法によって値段や施工の難易度なども変わってきます。そのかわりに便利な機能を追加することもできます。自身のお悩みに合った方法を選び、インターホンのお悩みをなくしましょう。また、子機の増設でご不明な点があった場合やスマートフォン対応親機の設置を行いたい場合は、インターホン修理のプロに一度相談すると適切な対応を行ってくれるでしょう。