コラム
カメラ付きインターホンを工事不要で取り付けるのであれば、まずモニターを家の中のどこに置くのか決めておきましょう。現在販売されている商品のなかには、モニターを壁に固定するタイプと、移動できるタイプの2つがあり、どちらにするかによって設置の条件や作業内容が変わってくるからです。
この記事では、インターホンの設置方法の違いや、設置するとき流れについてご紹介します。工事不要のインターホンについてよくわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。その他、インターホンを選ぶときのポイントについてもご紹介します。
カメラ付きインターホンを工事不要で取り付けたい場合、設置方法はモニターを「どこに置いておきたいのか」によって異なります。モニターの置き方は、「固定型」と「移動型」がありますので、それぞれのメリット・デメリットをまずは確認してみましょう。
モニターの固定型とは、壁に固定して動かないようにする設置方法です。
【設置する条件】
・現在受話器を使用している場合
現在受話器を使用している場合、コンセント式で使用するタイプのものは、そのまま取り外して固定タイプに交換することができます。受話器が電池式だった場合は、近くにコンセントがないといけません。近くにない場合は、コンセントの増設工事が必要になります。
・現在ベルを使用している場合
現在ベルを使用している場合は、固定式のモニターを取り付ける場所の近くに、コンセントが必要になります。また、壁に取り付け用の穴を開けることもあります。
【このタイプの人がオススメ】
モニターの移動型とは、モニターを家の中の好きなところ置くことができる、持ち運び可能な電池式のモニターのことをいいます。
【設置する条件】
現在受話器を使用している方も、ベルを使用している方も、とくに工事は必要ありませんので、壁に傷をつけることなく移動型のモニターを使用することができます。
【このタイプがおすすめの人】
配線工事のいらないインターホンは、モニターが固定型のものと、移動型のものあるというお話をしました。今回は、現在コンセント付きの受話器を使用している状態から、固定型のモニターへ交換する場合の設置方法について簡単にご紹介をいたします。使用する商品によって設置方法は異なりますので、一例として参考にしてみてください。
〇室内の親機を交換する流れ
〇室外機の子機を交換する流れ
配線工事は必要ありませんので、自分でおこなうこともできますが、不安な場合はプロに依頼してやってもらいましょう。
インターホンを選ぶ方法は、今までご紹介したような設置方法以外にもいくつかあります。今回は、5つ選び方のポイントについてご紹介しますので、どの種類を選んだらいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
画質があまり良くないと、せっかくモニターに相手の顔が映っていても、結局誰なのか分からないということが起こってしまいます。高画質である必要はありませんが、きちんと誰なのか自分で判断できるくらいの画質を最低限選ぶようにしましょう。
モニターに映る画角が狭いと、カメラに映る人が入りきらない場合があります。なるべくカメラに映る範囲が広いものを選ぶようにしましょう。
夜に訪問してくる人がいた場合、周りが暗いとうまく見えないことがあります。夜もはっきりと相手の顔を見たいのであれば、照明がついているものを選びましょう。
視聴しているときに、手動で録画できる機能があるものや、カメラを起動したとき・何か動きのあるものが現れたときに自動的に録画してくれる機能がある種類もあります。自分が出られないときも訪問者を確認することができるため、防犯対策も考えている方にはオススメです。
スマホでモニターを見ることができたり、スマホで応答できたりする機能があります。外出中でも来客者を確認したいという方は、このような機能がある種類を選んでみるのもよいかもしれません。
カメラ付きのインターホンを工事不要でおこなう場合、固定式のモニターを選択するか、移動式のモニターを選択するかによって、設置方法が異なります。固定式の場合、壁にモニターを固定するため、現在受話器が設置してある方は、同じ場所に固定式のモニターを設置することができます。また、現在ベルが設置してある方は、コンセント近くの新しい場所に、固定式のモニターを設置することができます。
移動式の場合、モニターを持ち運ぶことができますので、家のどこにいてもモニターを確認することができます。現在受話器やベルを使用している人も、モニターの工事は必要ありません。固定式モニターの設置は、自分でおこなうこともできますが、不安な方はプロに依頼してみましょう。
インターホンには、設置方法以外にも、選ぶポイントはたくさんあります。ご紹介した5つのポイントを参考に、ぜひ選んでみてください。