コラム
インターホンが鳴ったとき、誰が訪れたのか確認するための「インターホンのモニター」を取り付けていると、訪問者が誰なのかをすぐに確認することができますよね。そのため安心して玄関先に向かうことができるのではないでしょうか。
しかし、突然モニターに映像が映らなくなってしまうと不安になりますよね。故障してしまったのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。今回は、モニターに映像が映らなくなってしまった原因や、修理方法についてご説明します。
現在、ご家庭のインターホンにモニターが付いていない方も参考にできるようお伝えしていきます。お悩みのある方やご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
昨日まで、映っていたモニター。なぜ、映らなくなってしまったのと思う方もいらっしゃるでしょう。考えられる4つの原因について説明します。
モニターが映らなくなってしまった原因として、一番多いのが「モニターの電源が切れてしまっている」場合です。電源を入れ忘れるなんていう初歩的なミスを、しないと考える人も多いでしょう。しかし、機械のことなので忘れがちになってしまうこともあります。
インターホンは室外機と室内機に接続しているため、結合部分にあたるケーブルに問題が発生することがあります。先ほど説明したように、映像が映らない原因が、単なる電源切れではないときはケーブルに問題があるおそれがあるでしょう。
ケーブルに問題があったときは、電気工事をおこなう必要があります。電気工事は資格が必要になるので、業者に依頼するようにしてください。くれぐれも自分で工事をしようと考えないようにしてくださいね。
呼び鈴や通話は通常通りできているにも関わらず、モニターが映らないときはモニターの不具合や、設定のミスにより映らないことが考えられます。モニターの設定はご自身でおこなうことが可能なので、明るさやコントラストも好みに合わせて変えることができます。
明るさやコントラストの設定が上手くいっていないと、画面が真っ暗な状態のままになってしまいます。説明書をよく読み、設定を変更してください。
モニターも機械です。そのため、何かをぶつけたり雑に扱ったりしていると、モニター本体が壊れてしまいます。壊れたモニターをご自身で直すことは難しいです。
そのためモニターが壊れてしまった際は業者に連絡をし、モニターを交換してもらうか、修理をしてもらう必要があります。
モニターは壁から少し出っ張っているため、物をぶつけてしまう場合もあるでしょう。しかし、機械ですのでなるべく大切に扱うことが大切です。
インターホンのモニターの修理をご自身でできるか気になりますよね。ご説明していきます。
インターホンの修理は、ご自身でおこなうことができません。資格が必要になってきます。「ケーブルのことや機械については、少し詳しいから自分でもできる」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、モニターの修理は、電気工事の一環であるため、ご自身でおこなうことには資格が必要となります。必ず、業者に依頼するようにしてください。
電気工事という扱いになるものは、ご自身で修理をおこなうことはできません。しかし、インターホンの種類によっては修理をおこなうことができるものもあります。
それは、電気プラグ式インターホンや乾電池式インターホンなどの場合です。この2つのタイプのインターホンは、電気プラグ付コードが付いているため、ご家庭のコンセントにプラグを指すだけで使用することができます。
ただし、どちらのタイプのインターホンも近くにコンセントがないと、使うことができません。電気プラグ式インターホンや乾電池式インターホンなどの購入を考えている場合は、ご家庭のコンセントの位置をよく確認してから購入するようにしてください。
モニターは、誰が訪れたのか知ることができるため、防犯対策としてご家庭に取り入れている方も多いでしょう。画面が映らなくなってしまったモニターは早く修理をして、再び使うことができるようにしたいですよね。修理にかかる費用の相場についてお伝えします。
業者によっても異なりますが、インターホンの取り付けは5,000~10,000円、インターホン配線修理は7,000~10,000円、カメラ付きインターホンの取り付けや修理にかかる費用は20,000~50,000円です。
どのような修理をしたいかや、モニターの故障具合にもよって金額は変動してきます。詳しく費用が知りたい方は、一度業者にお電話などで確認することをオススメします。
修理費用を抑え、ほかの物を買うことにお金を使いたい方もいらっしゃるでしょう。そんな方に、費用を抑えるポイントを紹介します。
費用を抑えるためには、インターホンやモニターのメーカーにこだわらず、ご自身の希望する機能を備えた比較的安価な種類のインターホンやモニターを選びましょう。最新機能が搭載されていなくてもいいという方は探してみると、費用を抑えることができるでしょう。
また、工事をおこなってもらう業者によっても費用は異なります。出張料金が発生する業者もありますので、確認してから決めるようにしてください。
インターホンも機械ですので劣化していきます。そのため、長年使っているとインターホンも寿命を迎えてしまうのです。寿命はインターホンの付いている場所によって多少差が出てきます。
一般の住宅用に作られたインターホンの寿命は、10年ほどです。集合住宅用のインターホンの寿命は、15年程度になります。インターホンを設置してから上記に挙げた年数を超えていると、何らかの不具合が発生することが多くなります。
そのときは、不具合が発生したときに慌てることがないよう、考えられる不具合を想定しておきましょう。知識を少しでも持っておくことで、いざというときに迅速に対応することができますよ。
寿命を超えていて不具合が発生したときは、取り換えの時期になります。寿命はあくまでも目安です。5~7年ほどで不具合を感じるようになることもあるので注意してください。
インターホンにモニター機能をつけているご家庭は、日々多くなっているでしょう。モニターが付いているだけで、相手の顔を確認することができ安心して玄関を開けることができます。
モニターに映像が映らなくなってしまったときは、何が原因なのかご家庭のモニターを確認し、原因を知ることができるようにしましょう。もし、ケーブルやモニター本体の故障が原因と考えられるときは、電気工事を伴うため、業者に依頼するようにしましょう。
業者に依頼をするときには、信頼できる業者なのか、費用がどのくらい必要なのかということに関しても確認してから依頼をしてください。そうすることで、適当にモニターの工事をされたというトラブルを防ぐことができます。
モニターを家に取り付けていない方も、電気工事を必要としないモニターもあります。ご家庭にモニターが必要だと感じたときには、取り入れてみてもよいかもしれません。
モニターを直すことで、みなさんのご家庭に安心が再び訪れることを願っています。