コラム
自宅にいるのにインターホンの音が聞こえず、対応できなかったという経験、したことありませんか?この原因として、設定内容が自分に合っていない場合や、本体が故障してしまっているなどの機械によるトラブルが考えられます。
インターホンの不具合は、気づくきっかけがないと認識することが難しいです。家にいるときに、宅配業者が来ているのに気づけず、不在届けが届いていた…ということも経験した方は多いようです。また、インターホンの不具合に気づいても、原因や対処法がわからずどうすればいいのか困っている方もいるかもしれません。
それぞれ対処法がありますので、まずは故障か聞き逃しかを確認し状況にあった対応をしましょう。
目次
インターホンが聞こえない原因と対処法を知ることで、スムーズに対応できるかもしれません。インターホンには「親機」と「子機」があります。「親機」は自宅の室内にある家主が来客に対応する際に使うもので、「子機」は来客の人が家主を呼び出すために使うものです。親機と子機の存在を理解しておくと以下の記事をスラスラと読むことができます。
原因として考えられるものがいくつかありますので、ご自宅のインターホンの確認をして不具合の原因を探してみましょう。
・音量の設定が小さくなっているほとんどのインターホンが音量の設定ができるようになっています。インターホンによって設定場所は違いますが、基本的には側面やカバーを開けたところに多く設置されています。音量が小さくなっている場合は大きくすることで解決できるかもしれません。
・ブレーカーが落ちている過去にブレーカーが落ちてしまった際に、インターホンのブレーカーをあげていなかったという可能性もあります。インターホンのブレーカーがあがっているか確認してみましょう。
・電池が切れてしまっているインターホンには、導線やコンセントから電力供給しているものと、乾電池式のものがあります。インターホンは電気使用量が少ないため、滅多に切れることはありません。しかし長年使っていると電源が切れてしまっているというケースも考えられます。
・電池の取り付け方が間違っている最近新しい乾電池をはめたにも関わらず、インターホンが聞こえないという場合はこのケースが考えられます。電池のプラスマイナスの向きは正しいですか?業者ではなくご自身で設置された方は今一度確認してみましょう。
・故障しているインターホン本体が故障している可能性も考えられます。新しいものでしたら親機か子機どちらかの交換で済むことが多いですが、長く使っているものだと同じ機種のものを見つけることができず、両方交換しなくてはならない可能性もあります。ご自身で判断できない場合や不安な場合は業者に相談してみるといいかもしれません。
・聞こえづらい部屋にいた戸建住宅にお住まいの方は、建物内に聞こえづらい場所がある可能性もあります。親機が1つしかない場合や1階にしか設置していない場合は遠い部屋だと聞き取れない可能性があります。室内に子機を増設するなどの対応をするといいでしょう。
どの方法で確認してもインターホンが聞こえないという場合は、修理や交換をする必要があります。すぐに対応できればいいのですがなかなか都合が合わないなどと時間がかかってしまうこともあるのではないでしょうか。その期間中に来客や宅配業者が来てインターホンが使えないと困ってしまいます。
そのようなときには、子機のインターホン付近に「故障中」などと張り紙をしておくといいでしょう。来客者に事情を理解してもらうことができますし、他の方法で対応してくれることでしょう。
また、インターホンが使えないと玄関から大きな声で呼び出してくる方もいるかもしれません。確実に知り合いの場合はいいのですが、そうではない可能性もあります。ドアスコープなどで一度確認してから対応した方が安全です。インターホンが使えない際は、直接玄関で対応するしかなくなってしまうので特に防犯に気をつけた方がいいかもしれません。
インターホンは、比較的長く使えるものですが機械なので寿命があります。一般的にインターホンの寿命は15年ほどといわれています。新しくした場合は故障以外のトラブルも考えられますが、長年使っている場合は故障している可能性も高いのでご自身で確認しても不安な方は、業者にみてもらうといいでしょう。
反応が鈍くなってきたなどと寿命を感じた際は、故障して使えなくなり困ってしまう前に思い切って交換してみるのもいいかもしれません。
家の中にいるのにインターホンの音を聞き逃してしまったり、宅配業者に来てもらったにも関わらず気づけず不在となってしまうこともあるのではないでしょうか。そういった場合、連絡をしてもう一度家まで来てもらうなどと手間もかかりますし、何度も来てもらうのも申し訳ない気持ちになります。
聞き逃すというトラブルをなくすためにお勧めの対策をいくつかご紹介していきます。
・家のどこにいてもインターホンを聞き逃さないグッズインターホンの効果音の種類が選べる商品があります。何種類の中から自分の聞こえやすい音を選び設定することができるのです。音量がかなり大きくまで設定できたり、止めるボタンを押さない限り数十秒間なり続けるものもあるので、聞き逃しを防止することができるかもしれません。
ほかにも光で知らせてくれる機能のものもあります。手元に置いておくのもいいですし、目の届きやすい場所に設置することも可能です。また設置方法も簡単なのでご自身で取り付けが可能なものも多くあります。
このように便利な商品もありますので、聞き逃しの対策として使ってみるのもいいのではないでしょうか。
インターホンはホームセンターなどで購入し、自分で簡単に装着することができます。しかし、電気工事士の資格を持っていないと作業ができないインターホンもあるのです。
たとえば、モニター付きのものなどは配線をつなぐ必要があります。複雑な作業になってしまうため知識と技術を持っていないと自分で設置することは困難です。複雑な配線を作業しているときに配線に接触してしまうと、感電などの大きなケガを負ってしまう危険性もあります。
自分で作業される方は、おそらく費用を抑えようと考えている方が多いでしょう。自分で作業したのにも関わらず、ケガをしてしまうと費用を削った意味がなくなってしまうのです。
ケガをしてしまうリスクも考えると、インターホンが故障してしまった際は業者に相談するといいかもしれません。業者に依頼したほうが安心ですし、設置方法を間違えてしまったり、作業中のケガなどのトラブルをなくすことができます。
インターホンは自分で装着することもできますが、モニター付きのものなどは配線をつなぐ必要もあるため自身で設置することが困難な可能性もあります。作業しているときに配線と接触し、感電してしまい大きなケガを負ってしまう危険性もあるのです。
インターホンが聞こえない場合は、機械の不具合や故障か聞き逃しなのか原因を確認してみましょう。インターホンの故障ではない場合は、子機を増やしたり、聞き逃しを防ぐことのできるグッズを購入すると解決できるかもしれません。
故障してしまった場合は、修理か交換する必要があります。まだ新しい型番のものであれば、親機か子機どちらかの交換で済むかもしれません。しかし、長く使っているものの場合、すでに廃版となってしまって同じ種類のものがないケースもあります。
また、インターホン自体の寿命は10~15年ほどといわれているため、修理するよりも、交換をした方がかえって費用がかからなくて済む場合もあるので、慎重に選ぶようにしましょう。自分で確認しても不安な方や、修理交換は業者に依頼することをおすすめします。