コラム

インターホンの防水対策をしたい!雨から守る正しい対処方法とは?

インターホンは雨に濡れても大丈夫?

インターホンは人の訪問を知るためにも自宅に欠かすことのできないものです。万が一故障してしまえばとても不便に感じることでしょう。インターホンは電気製品であるため、いつ故障しておかしくありません。

インターホンは外に設置されていることが多いため、雨にさられてしまいます。電気製品が雨にさらされても大丈夫なのか心配ではありませんか?雨が原因で故障する可能性があれば、なにか対策を施さなくてはいけません。

今回はそのような疑問にお答えします。インターホンは雨に濡れても大丈夫なのか、故障原因として考えられるのはどのようなことなのか。対処法とともにご紹介するので参考にしてみてください。

インターホンは雨に濡れても大丈夫なの?

インターホンは雨に濡れても大丈夫なの?

まず心配なのは、インターホンが雨に濡れても大丈夫かどうかでしょう。インターホンを取り付ける場合はほとんどが室外です。そのため一般的なインターホンには雨対策が施されています。

外に設置されることを前提として考えられているため、インターホンは雨に濡れても故障することはほとんどありません。インターホン内に雨水が入っても、水抜き用の穴があるためそこから排水されます。

しかし、老朽化が進んだインターホンであれば別です。インターホンを長く使用していると、施されていた防水加工が徐々に劣化していきます。防水性能が低くなってしまうと、重要な電子基盤が濡れてしまう可能性が高くなるため、故障につながってしまうのです。

気温の差が激しい時期も注意が必要になります。気温の差によってインターホンの内部で結露が発生する恐れがあり、その水気によってインターホンが故障してしまう可能性があるため注意が必要になります。

インターホンは外に取り付けても問題のないよう設計されているため、雨水程度であれば故障する心配はほとんどないといえるでしょう。しかし、おなじインターホンを長い間使用しているご家庭では注意が必要です。

とくに問題が見当たらない場合でも、インターホンも立派な電気機器です。細心の注意を払い、無理のない使用をしましょう。

インターホンの故障の原因とは?

インターホンが雨の影響で故障することが少ないと分かれば、次に気になるのは他の故障原因ではないでしょうか?インターホンは外に野ざらしにされているため、故障する可能性はじゅうぶんにあります。使用年数が長ければ長いほど、経年劣化による不具合が発生する確率も高くなるのです。

インターホンは15年を目安に交換するとよいと言われています。それ以上使用しているご家庭ではインターホンがいつ故障してもおかしくありません。ちゃんと稼働しているか定期的にチェックするとよいでしょう。

インターホンが故障したかもしれないと感じた場合は、まずインターホンの故障状況を確認しなくてはいけません。故障ではなく電子切れの可能性もあるため、まずはそちらを疑ってみましょう。電池の交換や配線のチェックをおこなうことで判断することができます。

インターホンが故障してしまうと、誤作動が起こるケースがあります。誰もいないにもかかわらず、チャイム音が鳴っていてはとても迷惑です。鳴るたびに確認していては、落ち着くこともできません。

誤作動の原因として考えられるのは配線ミスです。インターホンを取り付けたさいに、間違った手順で作業を進めてしまうと故障につながることがあります。

インターホンはホームセンターでも販売されており、手軽に入手することができます。そのため、自分で設置する方もいるのではないでしょうか。知識があまりない状態で作業をしてしまうと、配線ミスによる誤動作が発生しやすいので注意しましょう。

インターホンが故障した時の対処法

インターホンが故障した時の対処法

インターホンが故障した場合はそのままにしておくのではなく、早急に問題を解決した方がよいでしょう。自宅への訪問を伝える役割があるため、誤作動などの不具合が起きていてはストレスを感じてしまいます。

対処法を理解しておくことで、そのような状況に陥っても適正な判断のもと行動することができます。

・電池切れかどうかを確認する

電池切れがどうかを確かめるには、親機の電池をチェックしてみてください。電池を新品と取り換え、それで正常に動くようであれば故障ではありません。そのさいに電池ホルダーのお手入れもしておくと良いでしょう。

経年劣化が進んでしまうと、電池ホルダーの中で液漏れが起きる場合や、サビが発生することがあります。電池交換をおこなうさいは、それらをしっかりと取り除くことで綺麗な状態を維持できます。

親機の電池交換をしても直らない場合は、ドア外の子機をチェックしてみてください。本体にネジがついているのでそれを外し、2本のコードも取り外します。

その後外したコードの端子同士を接触させてみましょう。この作業をしたことでチャイムが鳴れば子機に問題があるということです。電池切れが原因でなければ修理、もしくは交換が必要になります。

・インターホンが故障していることを伝える張り紙を貼る

インターホンが故障した場合は、玄関の子機に故障を伝える張り紙を貼っておくとよいです。宅配員や近所の方などが訪れた場合に事情を知らせることができます。

大事な要件で訪れた人がいたにも関わらず、故障が原因で気づくことができなかったというトラブルを防ぐこともできるでしょう。

・プロに依頼する

インターホンが故障してしまった場合は、本体の交換が必要になります。本体を交換するさいに注意しなくてはいけないのが配線の不具合です。

さきほどもご説明したように、配線に問題があれば誤動作などのトラブルが発生します。最悪の場合はさらに問題が悪化する危険性もあるため注意しなくてはいけません。

そのような心配をなくしたいという方はプロの業者に依頼するとよいです。技術も高く、経験が豊富であるためスムーズに作業を進めてもらうことができます。症状によっては原因の特定も難しくなるため、プロにまかせると安心です。

まとめ

インターホンが故障する原因は電池切れや配線の問題など様々です。しかし、インターホンが雨によって故障する可能性は低いといえるでしょう。インターホンは電気機器ではありますが、外部に設置されることを前提として考えられているため、雨水に濡れてもいいよう設計されています。

しかし、インターホンにも寿命があるということを理解しておきましょう。故障する恐れが少ないとはいえ、経年劣化による老朽化が進んでいる場合は別です。万が一故障してしまった場合はプロに依頼し、交換してもらうと安心です。

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